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医学的には言葉を認識することができないはずの父と、日々会話をしている。
ときには一方的においらがはなし、ときには父がしゃべる分からない言葉をひたすら聞く。だけど、ときには本当に普通の会話ができることがある。これをいって、信じてもらえるのかどうかわからないのだけど、今日が後者だった。 父は今日、饒舌だった。 つづきは後でアップしますー。もうでかけなくちゃだ。 #
by scallops
| 2007-09-29 07:05
| 病棟の日々
おかげさまで父は元気にしてます。穏やかな日々。 今日はほんのちょっと機嫌わるかったなぁ。ぼやぼやして、わけわかんなくて、すこしだけだるそうだった。顔しかめて、咳き込んだりもして。でも、怒ってるわけではないの。 病棟のあちこちで怒号が聞こえた。一見してイライラして見える患者さんたち。「Y本さん(仮名)、どうしたのかしらねー」。他の患者さんをケアしながら、看護師さんがふりむいた。食事ちうからずっと、めっちゃ対応に追われている。 日曜日の夜。医師はすでにいない。 イライラしたり、怒鳴ったり、落ち着きがないのは、たぶん低気圧のせいだ。医者は「そんなものは非科学的だ」と、鼻で笑うかもしれないけれど。 気圧の高低差が激しいと、おれ自身が不調になる。今日は、午後からカラダがおもだるくなって夕方からどうにもひどい偏頭痛がはじまりそうだった。不調のせいか、ちょっとイライラ。病院に向かう車の中で、抑肝散陳皮半夏、安中散、さらに頭痛薬を飲んだ。 今の父だったら、五茱萸湯か五苓散で水分代謝を促したら、だいぶ楽になるだろうなぁ。 Y本さんには抑肝散、M田さん(仮名)には五茱萸湯。そんでもイライラが治まらなければ軽い頭痛薬を飲ませるだけで、だいぶ落ち着く気がする。不調を具体的に伝えられないから辛いよね、認知症患者って。ほんでもて、薬のことはあくまでおれの妄想ですのであしからず。 他の患者さんのことはともかく、父にはお湯の用意をしてくればよかった。今日の反省点。なかなかタイミングとかむずかしいんだよなぁ。けど、次はそうしよう。ハーブティ飲ませるだけでも落ち着きそうやし。 一昨日は、父の体調がとてもよくて、久しぶりに泣いてしまった。 食事の介助をしていたら、いきなり父から「○○○」と名前を呼ばれた。たぶん、もう一年くらい名前なんて呼ばれてなかったんじゃないかなぁ。びっくりした。あんまりびっくりして、反応が遅れて、しばらくしてから涙がぽろぽろこぼれた。ものすごくうれしかった。 だれにも気づかれないように、食事介助をふつーに続けて、最後にプリンとティラミスを食べさせる。父は今、でん部にかゆみがあって週一で皮膚科を受診ちう。どうしてもかきむしってしまうため、ステロイドで抑えてる。先週、ちょっと弱い薬に変えてもらったところだ。 「パパ、かゆみ止めのおくすりのもうね」と、看護師さんから渡された飲み薬を、ティラミスにかけて投与した。 #
by scallops
| 2007-09-17 03:31
| 病棟の日々
今年の桜は、あっという間に散ってしまった。
あれからまた父は高熱を出し、病院から呼ばれて例のごとく危篤のお知らせ。「いつ、何があってもおかしくありません」。うひー、またでたよ。決まり台詞やんな、もうコレ! 意識はなく、ハァハァ苦しむ父の傍らで、自らの無力をなげく時間をいたずらに過ごした。そんな日々に、おはなみを堪能するゆとりなんてまったくなく・・・。 てか、もちろん運転して毎日通りすぎる道のりで、満開の桜をたくさん見ることはできてるんよね。あうう、いゃ~、ほんとに、一瞬だけどもあれはきれいやったわ。ココロがふるえたもん。瞬間的でも、あれはおはなみやったんかも。ふむ。瞬時に花を楽しめる能力って、これ、花眼なのかな? ちうことは、年を順調に重ねてるってこと? えー、それって・・・。なんかちょっと複雑やったりして。 そりはともかく、要は、父を連れておはなみしたかったんやわ。そんな、今いうてもしかたのないことを少々悔やんでみたりする平成19年、春。人の欲望というのは無尽蔵なもんやね。 そんなわけで今月の和漢診療日にも、父はまたどうにか復活をとげ、入院先の病院を抜け出すことがでけた。こんなときだけだけど、神様ありがとう。月イチのドライブが、おれら家族のお楽しみと化しているこの事実。なんだか不思議やわ。でも、おれ自身は不調なのよ。先月と比べたら・・・、どうなんやろ。こないだの不調は、確かにようなった。けど、今回は、お口が開かなくなってもうて。先生からは「ストレスですね」と、一言。ま、そりゃ仕方ないわ。で、肩から首にかけて置きバリをしてもらうことになった。 おれももっと強くならないとなー。最近ちょっと弱虫すぎたから。 昨年末から悲しい出来事が続いた。直接関係ないのかもしれないけれど、それでも辛い。とっても辛かった。今もまだ引きずっている。この感覚は、なんて説明したらいいんだろう。ま、しかたない。時が解決してくれるのを待つだけだ。 診察後、今回も、病院のレストランで父にタマゴ雑炊を食べさせる。 熱々のタマゴ雑炊に、トロミパーフェクトを入れてまぜまぜ。スティック状のだと、トロミをつけるものによって、量の(つまりはトロミの)調整をとるのがむずいので、おれはジップロックコンテナにザザッと入れて持ち歩いている。これならいくらでも加減でけるから。 入院先の病院で父が食べる食事はミキサー食なので、外出時にフードプロセッサーを持参ででかけてレストランに相談することも考えたんだけど、多少なりとも「かめる」、本人が「かもうという意識(というか気持ちが)ある」うちは、月イチのおでかけ時くらい食べさせてしまおうと考えた。 医療関係者なら、無謀だというのだろうな。でも、無謀でも家族はやるのです。 scallops家で父にものを食べさせるときは、「これを食べさせたことが原因で死ぬことがあっても構わない」という覚悟をもって臨んでいるです。毎回が真剣勝負なのら。まぁ、実際にそうなったら、やっぱり多少は家族で悔やむんだろうけれどもね。 そんでも、これは家族で決めたこと。父を介護してまる3年が過ぎた今、うちの結束はかなり固いんですわ。ぶふふ。そして、どう介護していくか、どう父を見送るか、はっきりした方向性が決まっておるです。あとは、その場になったときに迷わない力をもつこと。毎日がそのシュミレーション状態。とりあいず今、食べさせるか止めるかは、わたしが決定していいことになっている。 という感じで、端から見たら「ほほえましい家族の食事風景」なんやろうけどもね。実際は、相当真剣ですわ。そんでもって、今回も、無事に食わせることがでけました。ついでにデザートのプリンまで食べさせちゃいますたよ。 帰り道、いつものお花屋さんに寄って、サービス品のバラを全部買い占めてきますた。おはなみでけなかったから、せめてバラの花でも楽しんでもらおうかと思ったわけです。お見舞いにバラってどーよ! とも思ったけど、病院スタッフが「きれいねー」と、単純に喜んで飾ってくれました。97歳の祖母が知ったら、また激怒すると思うんやけどね。「トゲのある花を人様に贈るなんて!!」って。 #
by scallops
| 2007-04-17 01:24
| 家族
月に一度の和漢診療日。
おいらはこれを父に、「ドライブ」とか「おでかけ」と説明している。たぶん父は、なにがなんだかわかってはいないだろうけれど、そんなことはあんまし関係ないんだよね。おれは父を和漢の先生に診てもらいたくって、父はとりあえずおでかけで気分転換がでけて、母はいいとかわるいとかよくわからないけど一緒に参加することが最近は楽しみのよう。なんかね、「それだけでいいじゃん」て思うのん。 でね、ここんとこ、おれは父の病院へ毎日がんばって通い詰めていて、しごともそこそこ忙しく、なのに休みの日はおでかけ三昧していたせいか、ちょっとぼんやりしていたらしい。今朝はいつもどおり早起きしたのに、YouTubeとかぼーっと見ていたら出かける準備がぎりぎりになってしまった。しかも、忘れ物をして一度家に戻ったり。もうね、集中力ゼロ。 その後、入院先へ父を迎えにいって車に乗せたまではスムーズだったけど、いきなり高速へ入る道を間違える。ぷぎゃー。一瞬の気の緩み? こんなこと今まで一度もなかったのに。なんだかよくわからないけど、とりあえず今日は「気をつけて運転しよう」と気持ちを引き締める。 病院では、診察に必要な検査データを車の中に放置してしまった。診察中、走って駐車場まで取りに戻ることに。会計手続き時には診察券を母のバッグに入れたままだったし、カウンターでは父のおでかけ介護グッズを放置して忘れてしまった。そういえば、昨日はお財布を落としたのに一日気付かなかった。ほんとに偶然、知り合いが拾ってくれて事なきを得たけど、現金が2万円にカードも保険証も全部入っていたのよ。恐ろしい・・・。 父と母の診察後、おいらも診てもらってるんだけど、最近気になる症状を先生に伝えたら「相当疲れてるんじゃない?」といわれる。「そ、そういえば・・・・」。今日の集中力のなさに、この脱力感。さらには、なんか焦燥感すらもぼやけてる感じだ。 「確かに、オーバーワーク気味です。相当無理してます」。 その結果、今日の処方は「十全大補湯」だという。これね、たとえば病後の体力のない人がよく処方される漢方薬なのだ。病後でもなんでもないおれなのに。 てかおれ、肝も腎も相当疲労してるんだ・・・。先生が診ると、気と血がまったく足りてない状態らしい。飲んでみたい漢方薬のひとつだったから、ちょっとうれしい反面、そこまで疲れてる(と診断された)自分にちょっとびっくり。ここんとこ、気力と体力で無理やりカバーしてたのかも。がんばりすぎちゃったんかな? そんなわけで、会計後に忘れ物を捜して、思い当たるところ全部に聞いたらやっぱり会計カウンター前に忘れていたとのことで荷物は無事に戻った。リットマンの聴診器まで入っていたので、戻ってきてほっとする。高かったのよねー、これ。 その後病院のトイレで父のおむつを換えて、レストランでタマゴ雑炊にトロミをつけて食べさせ、薬をもらって、父を床屋に連れていき、入院先へ戻る。おれ、今日もがんばった。 病院に戻ったら、父がものすごい笑顔で超ごきげん。どうしたんだろうと思って「パパ、今日楽しかったの?」って聞いたら、「すごい楽しかった。こんなの初めてだ」といった。おれ、すげー驚く。 「こんな楽しいと思えたのが初めてだったんだね。よかったー」と父にいうと、父が「うんうん」とクビをぶんぶん縦にふり、おれの頭をイイコイイコしながら「ごくろうさん」といった。(言葉が通じてるとか、父が感謝の気持ちをおれに伝えるとか)あまりのミラクルに胸が詰まってもうたよ。 今日のおさしんは、父をベッドにつかせた後、入院先の病院の喫茶室にいって母とクリームソーダでホッとしてるところっす。今日も一日とってもしあわせですた。 #
by scallops
| 2007-03-10 05:44
| しあわせ
「お父さま、今は、どんな状況なんでしょうか」
むかし父がお世話になったことのあるデイサービス施設から、いきなりの電話。(父の症状について)ケアマネからは詳しいことをまったく聞いていなかったので、心配して連絡したっていう。ありがたいよね。そんなん聞いたら、おいらだって「ほんとに、うれしいなぁ」とか思っちゃうもん。 けど、状況を説明しているうちに状況が変わってきたの。てか、単なる営業の電話だったんだよね。ちょっと考えればわかることだったんだけど。 そんでね、父のことをはなしていれば、どうしても具体的な病状のことになるわけよ。だって、なんでこんなに長期間も退院でけないのか、ある程度説明しなくちゃわからないでそ。父は(家族から見れば)すこしずつ状態はよくはなっているけれど、正直まだ退院は無理。 このへんのびもーなニュアンスって、相手にわかってもらうのはむずかしい。で、まーそれ以前に、たとえ退院がでけたとしても、デイにそうそう簡単に通える状況じゃないわけでさ、だからとりあえず「父は嚥下に問題があり、医学的には胃瘻取り付けを宣告された症状である」ということを説明したの。そしたら、もうね、いきなりドン引きして声が小さくなっちゃった。 「そ、そんなに悪いんですか」「そこまで悪いと思いませんでした」だって。 おれね、最近じゃもうこれが当たり前になっているから、感覚が普通ではないのかもしれないんだけど、「ミキサー食で暮らしてる」からって、必ずしも「状態が悪いわけじゃない」と思ってるの。 入院ちうではあるけれど、パパはどうにか元気にしている。病気でも、それなりに日々をがんばって生きている。健康な人に比べたら、ひどい状態なのかもしれないけど、なんかね、「そんな言い方しなくてもいいやんか!」って、はなしてるうちにムカムカしてきちゃったんだよね。 病気で契約を一度解除することになった要介護者の家族に、半年ぶりに(営業の)電話をしてきて「そんなに悪いんですか!」って、どうなんかな。てか、そのしとは介護の関係者なわけでさ。それでも、こういう言い方になるんだなぁって思ったら悲しくなったの。そこはデイ専門の施設だから、「そんなに悪い人(=今回の場合は父ね)」を、あまり見たことないのかもしれないとは思ったんだけど。 そこのデイは胃瘻だと利用は無理、それどころかミキサー食ですらNGらしくって、で、まぁ、そういうことであれば営業担当としては、うちには用がないわけやん。とりあえず営業のしとはさー、それがわかったら電話を切る体勢に入る。で、その前にお愛想をいうわけね。 「治ったらまたきてください」「お粥(と刻み食)が食べられるようになったらぜひまた」「お父さま、早くよくなって退院できるといいですね」。こんな感じかな。とにかくいろーんなことをいわれた。 でも、うちの父、もう、そこまでよくなる可能性は、ないわけでさ。 たとえば、うちの父のように「胃瘻(じゃなきゃ無理!!)」を宣告されて医療保護入院になった人がさ、ふつーのごはんを食べられるようになるなんて、ほとんどありえないことなんよね。てか、逆にね、医学的に無理といわれながら、半年間ミキサー食をむせないよう続けていられることってすごいんじゃね? 本人も病院のスタッフも、なかなかがんばってくれてる成果じゃん、とか思ったりする。今のミキサー食を、すこしでも長く続けられることが、家族の切なる希望でもあるわけで。 もちろん相手はそこまで考えてないだろうし、単なる表面とりつくろい系挨拶のつもりでいってるんだろうけど、朝っぱらから、(おいらとしては)無神経(に感じるよう)なことをいわれ、なんか気分がもやもやしてしまったんだよね。「健康な方と違って、そうそう簡単に食事を戻したり、よくなるようなことはありませんから」というのが精一杯で。 でね、考えたの。おれは、彼女からどういってもらったら、こんなにもやもやしなかったんだろうって。いっぱい考えたけど、どういわれたとしても、おれはたぶんもやもやしただろうなって思った。やっぱ、要介護者の家族を抱える家族には、ダイレクトな営業の電話なんかかけるもんじゃないよね。元気になったら、また家族側、もしくはケアマネから連絡があるだろうしさ。無神経(に感じるよう)な電話を受けた家族の中には、まる一日、気分を害してしまう人もおるでな。営業の仕事って、たいへんだと思うけど、正直いっておもっくそメーワクですわ。 健康な人が(病人が)「こんな風になるといいな」「できるようになると幸せ」って思ってしまうのは、仕方のないことだと思う。自分がその病気を体験したり、家族や身近にそういう状態の人がいなければ、そのなかにもどんだけたくさんの幸せがあるか、わからないもんね。でも、なんかね、「できるようになることだけが幸せなのかな?」って、最近思う自分もいるの。だって、うちのパパ見てると、ミキサー食だけど、歩くのもままならないけど、入院中だけど、案外幸せそうよ。 Blog Runking of Welfare and Nurse Thanks for reading ! #
by scallops
| 2006-08-03 15:37
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