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新しい病院までは高速を使って所要約45分。渋滞があったり、下からいけば軽く1時間を超える。今までが10分もかからないようなところだったので、気分的にも物理的にも結構負担感がある。
父はとても不安そうだ。今までになく困った様子だし、気力もすっかりなくなってしまっている。これまでより明らかに動揺している感じだ。なぜかその理由がよくわからなかったので、今日、やや長めの面会をしてみようと思った。 今日は父の誕生日。いちばんのプレゼントは「一緒にいる時間」と思い、前から「すこし長めにくるね」といっておいた。洗濯とアイロン、洋服に名前をつけたり、別の用事を2件片付けた後4時前に病院へ。7時半まで3時間半ほど、父と一緒にいた。 信じられないことに、その間、てか、正確にいうと食事の配膳が始まった17時半~19時というたった1時間半の間に、2件の転倒事件があった。うううう。今までこんなひどいことが起こるなんて、考えたこともなかった。 2件の転倒事故とも車イスの患者である。 ひとりは抑制された状態で真横に倒れ、木のイスの座面の角に側頭部をぶつけていた。「隣にいた別の患者が肘置きをつかんで引き寄せたのが原因では?」という推測で解決させたようだった。音もなく倒れ、たまたまなんとなく不穏な空気を感じて振り向いたおいらが気づき、立ち上がってナースステーションにもわかるよう手を大きく振って、大声でスタッフを呼んだ。 このときの対処にも、問題があった。食事介助をしていた介護士だけでなく、看護士も、とにかくそこにいた全員がかけつけてしまい、ナースステーションが空っぽっぽ。認知症の女性がひとりナースステーションに入って、あれこれ書類をいじっていた。 2件目は食後すぐのことだった。ヘルパーが車イスを押しているとき、急に立ち上がった女性がそのまま前につんのめって転倒。前頭部を打ち、ゴンと鈍い音がした。 介護士が一瞬目をはなしたすきの出来事。てか、車イスを押してる状態で、たぶん別のことを考えていたか、見ていたかだったのだろう。んでもそれ以前に、転倒防止用のガードをつけないで車イスを押している時点でアウトだ。1件目の死角での出来事も、本来なら絶対あってはいけないこと。ではあるが、あれはちょっと仕方ない部分も確かにある。けど、2件目の転倒はちょっと注意すれば絶対に防げる事故だった。 父が人質にとられている(という意識がある)ので、今日はあんまり余計なことはいわなかったけど、父をここに預けていて本当にだいじょうぶだろうかという思いが頭の中をぐるぐるとうずまいた。事後処理の仕方を見たり、介護士と看護士たちのものいいを聞いて、転倒の事実は、家族へ伝わることはないのだろうと思った。 ここに預けるしか今は道がない。でも、こういう事故を間近に見て、それで退院をしないということは暗にそれを覚悟したことになるのではないのか。迷いは尽きない。
by scallops
| 2006-02-02 03:25
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