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M叔母と電話ではなす。叔母は母の末妹。ではあるのだが、母と叔母より、叔母とおれのほうが年が近い。だからおれにとっては、どちらかというと姉のような存在である。
機会があれば、父の見舞いにきたいといってくれた。しかも、祖母(叔母と母の母)も連れてきたいという。「いつかそうしてもらえたら」と思っていたので、叔母の申し出も、祖母の気持ちも、本当にありがたいと思った。 ただし、いっておかなければならないことがある。 父が入院している病院は、普通の病院とは違う。入院している患者全員に、ある程度の認知症があり、その症状はかなり重度で、さらにひとりひとりまったく違うのだ。叫ぶ人、まったく動かない人、突然動き出す人、うなる人、しゃべりっぱなしの人、テーブルをたたき続ける人。世の中にはじつにさまざまな症状の認知症患者がいるのだと驚く。 急に耳元で叫ばれたり、はなしかけられて返事をしたら怒鳴りつけられたり、目の前の女性が突然おしっこしだしたり、トイレのドアを開けると床に人が寝ている、他人の部屋の引き出しを開けてものをもっていく、人のベッドに寝る。特養や老健、療養型病院、認知症病棟、精神科病棟を見てきたおいらでも、最初はかなりびびったものだ。 叔母には、そのひとつひとつについて具体的に説明した。うちの母は叔母に「いつでもきて大丈夫よぉ」と、とてもお気楽にいったそうで、考えていた様子とのギャップを知り無言になる。なにも知らずにいったら、正直、かなり衝撃だろう。 それでも、義母を長年苦労して介護し最後まで温かく見送った経験のある叔母なら、最初は驚いてもたぶん問題ないだろう。ただ、96歳の祖母に、病院の日常を見せてしまうとかなりショックを受ける気がするので、とりあえず叔母だけに現実を見に来てもらい、祖母とは後日、父を病室から連れ出して、ロビーで一緒にプリンでも食べようと提案する。 父の認知症がどれだけ進んでしまっているか、知ったらびっくりするかもしれない。けど、母やおれのこともわからなくなった冬のひどい状態を脱した今なら、たぶん叔母のこともわかるような気がする。新しい友人はわからなくても、古い知り合いや親戚なら瞬間的に見分けがつく。わからなかったらそのときはそのとき。それもまた真実なのだから、静かに受け入れればいい。 とにかく、叔母に会ってもらえることで、うちはまたひとつ進歩なのである。
by scallops
| 2006-03-21 02:36
| 認知症
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