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父がとにかく全身をかゆがって、「疥癬の疑いあり」といわれたのが先週のはじめ。
おれは「漢方薬が変わって血行がよくなったために、かゆみが起きたんじゃないか」とカル~く思ってたんだけど、医者の見立ては、もっとずっとイヤ~なものだった。疥癬は、ヒゼンダニが起こす皮膚感染症。他人への感染率が高く、ひどいときには隔離が必要になることもあって、もちろんイノチには別状ないんだけど、ちょっとめんどい病気である。 以前、一度、ショート先の特養でも「疥癬疑惑」をもたれたことがあった。 その施設で流行ったことがあって、それが感染した「かもしれない」とのことだった。「疑いあり」といわれると、別のデイ施設は利用がNG。「入浴があるので、医師に診断書を書いてもらわないとだめ」といわれ、自宅待機になった。結局それは疥癬ではなく、単なる乾燥による湿疹ちうことで事なきを得たけど、とにかくこれはもう疑惑だけでもやっかいなのだ。 連休中の診察がなくなり、今週、専門医に診てもらうはずだった。けど、かゆみを抑える軟膏だけでよくなってきたので「疑いは晴れました」とのこと。疥癬だったら、その薬じゃ効かないそうだ。とりあえず今回も自然によくなり、明日の診察はなくなった。ラッキー。 病院へ着いたのは食事の直前。すでに全員テーブルへ着いている。いつもの席にいる父が、おれの顔を確認すると、パッと笑顔になって、大きく手を振った。わ、こんな反応、久しぶりやんか。「パパー、気分よさそうじゃん。どお?」と声をかけたら、同じテーブルに着いているG子さんに向かって、ひゃっひゃっひゃっと笑いながらいった。 「これね、うちの娘なんですよ」 「!」 「もうね、いっつも全力投球しちゃって。まったくほんとに・・・・」 「!!!!!」 「なぁ~」(誰もいないところに同意を求める) びっくりした。といっても、もちろんこれは瞬間的なこと。今日も食後は、いつもどおりわけわからん状態やった。けど、こんなやりとりができるときは、それがほんの一瞬でもむちゃくちゃうれしい。 で、わかってるときに今一度確認しておこうと思って、田舎行きのはなしをふる。父は、「うんうん」とふつーに聞いている。「たまにはさ、おしゃれしていこうよ。今日、洋服見てきたの。新しいワイシャツと、夏用のジャケットを買うつもりだから、当日はついでにネクタイも締めてさ、みんなを驚かせちゃうかー」といったら、「うゎ~、まいったなぁ」と、大袈裟にそっくり返る。なんか、うれしそう。そしていきなり、「さんさんと、光り輝く未来か・・・」と続けた。わはは。パパ、おでかけは法事なんだってば。 看護師さんが、食前に飲む漢方薬を、トロミアップしてくるくるかき混ぜながら持ってきてくれた。とりあえず笑顔できたんだけど、いきなり、「この薬、なかなか効きませんねぇ~」って。彼女は、ほんとに親切なんだけど、いつも必ず一言多いのだ。てか、前後の脈絡もなく、あまりに唐突でびっくり。ちょっと考えて、「あ、便秘のことですか?」と聞いたら、「そうです」。 とりあえず便秘薬は中止して、今は4日おきに座薬で対応しているそうだ。お、そりゃ、ええやんかー。それでも「なかなか、ねぇー」と、まだぶつぶついってるので、「これは便秘薬ではありませんから、即行で便秘だけよくなったら返って怖いですよ。今は、体質を改善している途中なので。でも、手や足の乾燥もよくなってるし(血行もよさそうだし)、なかなかいい感じと思うんですけどー」といっておいた。漢方に興味ないしとには、なにいってるか意味不明で気持ち悪いんだろうな。わかる人には通じると思うけど。ただ、こんなに父の状態を気にしてくれているということは、ほんとにありがたい。それは心から思う。 一般的な医療従事者、つまりふだん西洋薬しか使ってない人には、漢方薬の効き目は、わかりにくいんだろうと思う。この看護師さんは、「ケミカル便秘薬の変わりに、漢方便秘薬をつかう」ことが「漢方治療」だと思ってるのかもしれないし。けど、そういうことだったら「対症療法」である西洋薬とかわらんのだ。和漢診療って、そういうことじゃない。今の父の場合は、基本的に「体力と元気をつける」ことを目的にしている。で、先週から、冷えを取り除くため、その原因になっている血行不良を治す処方を加えたのだ。足りない血を補って、滞った血流を促進。この処方、副効用として、手足の乾燥がよくなったり、便秘の改善などが期待でけるのだ。 その観点からすれば、皮膚のつやがよくなって、舌の亀裂も少なくなって、声もすこし張りがでてきて、冷えがやや改善しつつある今日のような状況は、たぶん和漢先生なら「かなり効いている」と診るはず。だからおいらとしては、このままの処方で、しばらくお試ししたい。ま、この病院の主治医(精神科の西洋医)は「それでいい」といってくれてるんだから、とりあえずしばらくは家族のわがままを聞いてもらうべ。 Blog Runking of Welfare and Nurse Thanks for reading !
by scallops
| 2006-05-10 22:38
| 認知症
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