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どうしていいかわからない。
精神科の担当医師からは、父の介護は「自宅では無理」といわれている。 肺炎を診る内科医は、父に胃瘻を勧めてきた。 すぐに決断できず、胃瘻を断り、さらに自宅で見たいというと、精神科の医師はちょっと不満そうだった。そして「自宅に戻ることがあっても、お母さんには一切食事介助をさせないように」といった。 内科医も首をかしげるほど、ほとんど口癖のように母に世話をさせないようにという。精神科の医師が、母を目の敵にするのはどういうことなのか。びっくりするほどきらわれている。医師がそういう態度に出るから、相談員も看護士も、母を(父の介護には向かないという)そういう目で見る。それが家族を追い詰めていることに、なぜ気づかないんだろう・・・。 「胃瘻はいや」「自宅で介護したい」というわたしの言葉に呆れた医師は「これ以上お父さんの診察をする自信が僕にはありません」といった。「内科(という専門家)が勧めているのを断るなんて」「精神科(というスペシャリストである自分)の意見を聞かないつもりか」という態度に思えた。てか、あまりの言葉だと思った。精神科の医師と思えないよ。家族追い詰めてどうするんだよ。もう、おれ、涙が止まらなかったよ。てか、もうしゃくりあげてたし。 父が入院して10日が過ぎた。家族3人で、24時間看る。ひとりは70歳を超え、ふたりは昼間にしごとをもち、フルタイムの介助を、病院からいわれるがままに続けている。正直、もう限界を超えているのだ。そんな家族に対して、この言葉って一体・・・・ これってドクハラちがうんかな? 思い出したら、病院から帰る車の中で、涙が出た。
by scallops
| 2005-12-15 02:11
| 在宅介護
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