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母ともめた、父の法事de帰郷問題。
この2日の間、自分なりにこの問題について真剣に考えたらしく、いきなり母が「当日は病院でお昼ごはんを食べてからいけばいいわね」といいだした。ぶぶぶぶ。法事は、午前中にあるのだ。「ママ、それじゃ法事終わっちゃうよ。だいじょぶ。食べるものは、もう考えてあるから。そういう(バランスのとれたペースト食を、外出先で作らなければいけないという)技術的なことはおれの担当」。 ホントは、ちゃんとなんか考えてない。茶碗蒸し、ゼリー、スープ、ラコール、お粥、プリン、ジュース、それにトロミックス。メラミン樹脂の食器とスプーン、おしぼり、エプロン。そのへんのものをバスケットに入れて、ごっそり持っていけばいいと、漠然と思っているだけだ。 正直いえば不安でたまらない。けど、おれはひとりでも行くつもりでいた。今回母が一緒に行ってくれれば、現場でサポートしてもらえるし、途中で行きたくなったらトイレにだっていけるのだ(これすごい重要)。それに、母にはこれ以上のしんぱいをさせたくなかった。「そうね、『お湯だけいただければ』って、そういえばいいわね」。まるで自分に言い聞かせているよう。ああ、そっか。ママは、田舎に気を使いすぎてたんだ。こんなに構えてたら、そりゃ、気持ちも苦しくなるだろう。そして続ける。「でも、あのときみたいなことになったら・・・・」。 あー。その瞬間、トリプルで納得した。 以前、父が(母方の)祖父の一年祭で不穏になったときのことだ。母方の親戚一同が集まった法事会席、あのとき、父はまだ認知症と健常の合い間にいた。今から考えれば、すでに相当病んでいたはずなのに、まったく病気に見えなかった。だから非常識な言動をする父に、その妻で母方の長姉である母に、親戚の目がとても厳しかったのだ。 あのとき、親戚から後でやんわり非難された。母は、あれがトラウマになっていたんだ。おれ、すっかりわすれてた。①もともとパパの田舎が苦手なのに、②当日のごはんがたいへん、③しかもあのときのトラウマ。そっか、まだこれは一部だけかもしれないけど、母の漠然とした不安が解明されたことにホッとする。 今回は、まったく事情が違う。 「ママ、田舎はパパの実家なんだよ。そんな遠慮することはないのッ。みんながパパの病気を知ってる。それでも会いたいと思ってくれてる。パパのためにやることなんだから。嫁のママがむずかしくっても、孫のおれは遠慮しないでやっちゃうんだからね」。母はすこしだけ安心したようだった。おれは母にフードプロセッサーを見せ、「こんなもんまでもっていくつもりなんだから」といった。 あと、お湯と、電子レンジがあればなんとかなるだろう。お寺さんにきてもらって、法事が終わったら、いっしょに車イスでお墓参りへいけばいい。ムリなら車で向かおう。おれのちっこい車なら、お墓のすぐ脇まで入れる。 その後、パパが落ち着いててレストランへいけるようだったら、他の人たちには店へ先にいっててもらい、父の食事を田舎の家ですませた後、遅れて参加するようにしよう。そのへんの細かいことは、E子さんに相談すればいい。なにしろ82歳のパパが末弟なのだ。ふたりの伯父は85歳に90歳、亡くなった伯父の嫁にあたる伯母は93歳くらいだろうか。もうひとりの伯母は、もう長く施設に入っている。いつもどおり、出席はムリだろう。できる限りといっても、このメンツが全員で会おうと思ったら、そりゃたいへんなのは当たり前だ。入院中の、嚥下が困難な高齢者を、法事へ連れていく。こんなのん「考えること」自体、非常識だと思う人が出てくるかもしれない。けど、そんなん屁でもない。おれは、パパの兄弟がそろうことを優先することに、もう決めたのだ。決意表明しちゃうんだもんね。 「お義姉さんは施設に入ってるから、こられないわよね」。母はまだすこし不安そう。だからいった。「こんなこと、ふつうの家ではしないに決まってるでしょ。たぶん、考えもつかないと思うよ。もちろん、そういうやりかたもあるの。てか、そっちが常識的なのかも。けど、うちはおれみたいな『余計なことばかり考える』非常識な娘がいるから、しかたないんだよ」。母がやっと笑顔になった。「ほんとよね。うちの娘は、そのとんでもないことしてばかりだものね」。もう大丈夫だろう。 あとの問題は、車イスとパパの服かな。 父がここまで車イスを使うようになったのは、どっぷり入院することになった年明けからのこと。外出先で、車イスのパパと室内にあがったことがないので、ちょっと戸惑っている。とりあえずは車輪カバーというのを見つけたので、さっき注文してみた。当日は男手がいっぱいあるので、田舎のうちの段差は、誰かにパパを担いで運んでもらえばいいし。レストランは座敷になりそうだから、車イス用のテーブル探しておこうかな。必要ないかな。パパの服は、黒いのんを集めてコーディネートしてみよう。ジャケットなんかムリだから、カーディガンでええやね。ま、当日失敗したらまたそんとき考えよ。わははー。 明日のパパの診察がなくなったー。うひー。おれの予定、ぜんぶずらしてもうたー。 Blog Runking of Welfare and Nurse Thanks for reading !
by scallops
| 2006-05-04 02:17
| 家族
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