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*DLB(Dementia with Lewy Bodies=レビー小体型認知症)とは
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症についで多い「変性性認知症」。現在の日本では、三大認知症疾患のひとつといわれている。福祉村病院院長で横浜私立大学名誉教授の小阪憲司先生によって発表された病理学概念「びまん性レビー小体病(DLBD=Diffuse Lewy Body Desease)」を発展させた臨床的概念。1995年、DLBに関する国際ワークショップがイギリスで開催され、その臨床診断基準が発表された。 【DLBの病理】 レビー小体(れびーしょうたい=Lewy Body)という物質が、大脳皮質の神経細胞に多数みられる。この封入体にはアルファ・シヌクレインという異常タンパク質が蓄積しており、脳の神経伝達物質であるアセチルコリンを減少させると考えられている。現段階でその正式な判定は認知症剖検によるが、実際には死後解剖の病理所見を待たずに診断がつく。それはDLBによる臨床症状が、初期にうつ傾向があること、独特な幻視がありパニックに陥りやすい、これらの幻視が「自分には見えるけれど他人には見えないらしい」との客観性があり、また抗精神薬や神経遮断約に過敏に反応するといった、非常に特異な状態だという理由による。 【DLBの治療】 塩酸ドネペジル(アリセプト)により、認知機能と幻覚に(ADよりも)有意な改善を認める(※1)。早めに診断がつけば、初期から適切な治療が行え、認知症の進行を遅らせられる可能性が高い。ただし中期以降は精神症状を軽減する治療が一般的で、「認知症そのものに有効な医学的治療法はない」のが現状。幻覚や妄想、激しい興奮状態、精神錯乱、不安、不穏、うつなどを抗精神薬などにより治療する。先述のとおり、DLBの特徴として従来型の抗精神病薬に過敏性があるため、微量から始めることが重要である。 ※1 現在、日本での認知症治療薬には塩酸ドネペジル(アリセプト)のみ。 後継薬としてリバスチグミン製剤が日本での臨床試験を実施中。リバスチグミン製剤は塩酸ドネペジル同様、脳内神経伝達系を活性化するコリンエステラーゼ阻害薬の一種で、経口薬ではなく経皮吸収型(つまり貼付剤)であるのが画期的。これが発売されたら、飲まずに投与できる初めての認知症治療薬になる。リバスチグミンの経口剤であるエクセロンカプセルは、1997年にスイスで承認されて以来、現在海外70カ国以上で使用されている。(Novartis Pharma社プレスリリースより) 精神症状への処方薬: 非定型抗精神病薬リスペリドン(リスパダール)、オランザピン(ジプレキサ)、フマル酸クエチアピン(セロクエル ※糖尿病禁忌)などが有効。ただし後者のドパミンD2受容体遮断薬は、パーキンソニズムを悪化させるので、少量から始める必要がある。繰り返し記するが、DLB患者には特に薬物に対する過敏性があるので注意すること。目的は幻覚の消失ではなく、患者が不安をもたずに幻覚と距離をとれると考えることがたいせつ。 参考文献: 「レビー小体型認知症の概念と臨床像」 福祉村病院院長 小阪憲司先生 ※Cognition and Dementia Vol.4 No.1 2005. 1(メディカルレビュー)より 「DLBの診断の治療・処遇」千葉大学大学院医学研究員 神経内科教授 服部孝道先生 ※千葉認知症研究会 第10回研究発表会 教育講演より 「Dementia with Lewy bodies 」 Edited by John O'Brien, Ian McKeith, David Ames, Edmond Chiu (Taylor & Francis ) Blog Runking of Welfare and Nurse ← 調べるほどにむずかしくなってめげそうでし・・・・
by scallops
| 2006-06-29 15:26
| DLB(レビー小体型認知症)
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