by scallops
カテゴリ
全体
しあわせ DLB(レビー小体型認知症) 高齢者介護 認知症 在宅介護 初めての方へ 介護 親子 同居 高齢者介護施設 デイサービス ショートステイ 入院 介護保険 家族 blog その他 病棟の日々 治療 未分類 Nurse Care for DLB
※DLBのお父様を在宅de介護される娘っこのBlogです。 ¡Hasta mañana! 介護な生活 こぶたのきもち DLB/レビー小体型認知症 レビー小体型認知症 DLBのすべて 認知症の幻覚と妄想 DLB/Dementia BBS こぶたさんのBBS 介護な生活BBS Excite Blog すろーすろー なんちゃって兼業主婦日記 azami 57歳 バツイチ男の介護日記というか、ぼやき・・・ **介護ライフ**在るがままに 薄れゆく日々 要介護5・爺様日記 車椅子障害者の介護日記 POCO A POCO MUSIC 古希残照人生、日々是好日 In Their Twenties ※20代で介護してる方、他にいたら教えてくださいッ。 ツナの部屋 mayumi*のココロ ばあちゃんの介護され日記 My Faborite Blog つるちゃんとかめこ 日々典々 独身長男の介護日誌 認知症と付き合うボヤキ イカス!極楽介助天国! 在宅介護の日記 母と娘の脳卒中リハビリ日記 にこにこ堂ちえまる本舗 諸行無常 微笑み介護日記 パンドラのつぶや記 頑張れ!!一人娘! 愛しいもの達 Heartful Infomation 車いす お出かけ 情報 About Dementia HDS-R 10 Simple Wisdoms for Dementia Care Blog Runking of Welfare and Nurse Care Items for Dad Jurlique Coleman The Body Shop Littmann Nursing Rug Cuisinart Book Mark Mixi Kuwagata-Tumami scallops | Profile フリーランスでしごとちう。 平成14年末パパは認知症と診断。症状の悪化で16年1月から実家に戻って同居。その後おうちパパ介護のため2級ヘルパー取得。わやくちゃ介護生活は3年目に突入でやんす。ちなみにおれは長女だYO! Mail Me Copyright(c) 2005-2006. Scallops All Right Reserved ライフログ
以前の記事
2007年 09月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
96歳祖母はボケ知らず。子供や孫より頭がシャープで怖いくらい。
ふだん「不調が当たり前」なしとばかりを看ているので、たまに祖母と会うと、(脳が)健康なまま年を重ねるというのは、こういうことをいうんだなと背筋がビッと伸びる思い。なんというか、むちゃくちゃ刺激的なんだよね。 もつろん父は病気なわけで、(祖母が健康でどんなにかっくいいからといって)別に祖母と父を比べてるわけではなく、ただ単純に「すごい人もいるもんだ」と客観的に思っちゃうのだ。で、そうはいっても、祖母のとこへいけば、尊敬とか敬意とかいう前に、思わずぎゅぅぅっと抱きついたりハグハグしたりしまくるんだしね。いっそにいる間は、お手手もつなぎ放題。だって、おばーちゃん、やわらかくてかわいいんだむぉん。 夏には「お中元」、冬には「お歳暮」と称して、叔母ふたりと母が祖母のモトを訪れる。 目的は「贈答」ではなく、あくまで「顔見せ」。実際に足を運び、お昼ごはんを共にして、会話をもつことがだいじなのである。もう数十年も続く、ほたて親族の習慣だ。まぁ、会話といっても、この日めっさ白熱したのはもっぱら健康と年金問題だったけどね。ぶぶぶ。 足が不自由とか、ペースメーカーとか、耳が聞こえない、片方の視力はNGなど、同じボディをたいせつに、これだけ長く使っていれば、多少の不具合はでてくる。それは、にんげんとして自然なことだと思うんだけれども、それは年齢が半分にも満たない若輩者の無神経な感想だ。実際に不自由を感じている身として、祖母自身は自分で「情けない」と感じるようである。親戚一同でどんなに祖母の健康に感服しても、明治生まれの男前な祖母が、現状に心から満足することはない。 幼少時一緒に住んでさんざん世話になった祖母には、常に、孫として「なにかしたい」と思っているんだけれど、それが祖母からすると「逆だろ!」ってことらしく、何度もダメだしをくらう。たとえばいっそに食事をしてレストランで勝手に(おれが)お金を払うとね、「それは筋が違う」とかいわれるわけ。そんなことで何度も叱られるんだよね。 「え・・・・」って感じじゃね? 思わず絶句するというもの。「なにがわるいんやろ・・・」って、真剣に考えちったよ。あはは。おれとしては、96歳ともなれば隠居してて当然、してもらって当たり前って思ってしまっているトコロがあるわけで、だけど実際のところ、祖母はいまだに自立しているのだ。そしてそれこそが、今の祖母の自信につながっている。 つまり、祖母の「母として子らに」「祖母として孫らに」、たとえ96歳という高齢になっても、一族のドン(!)として、ごちそうをしてあげ(られ)る幸せを奪ってはいけないということのようだった。96歳になって、同居する長男家族とは世帯が別で、現在も扶養家族ではないという祖母。常に緊張感と問題意識を持ち続け、小言もはっきりといい、御歳over70からの子供たちを叱りとばす。なんかさ、このへんにボケない秘密がありそうやね。 最近はだいぶ慣れてきたので、おれも孫として甘え放題しているが、ときどき「でも・・・・」「やっぱり、違う気がする」「社会的にはどーなの?」と、もやもやすることがある。ま、うちはうちだし、きっとそういうのもアリだろうし、そうすることで祖母が元気だったら、それが一番なんだけどね。 で・・・・、今日は母が病院に。今日のパパはでんでんNGだったらすぃ。がっくり肩を落として帰ってきた。けど、ま、こんな日もあるさ。明日も踏ん張るど! Blog Runking of Welfare and Nurse ← マイペースな猫のメグちゃん、かわいいでそ?
by scallops
| 2006-07-04 17:44
| 家族
|
ファン申請 |
||